アトピーとミネラル(汗・海・温泉)の付き合い方

ミネラルには皮膚バリアを助けたり、

炎症を抑える働きがあると考えられており、

アトピー肌にとっても重要な栄養素とされています。

ミネラルと呼ばれる栄養素は約12〜14種類あり、

その中にはマグネシウム、カルシウム、鉄、セレン、そして以前記事で紹介した亜鉛なども含まれているそうです。


[ミネラルを多く含む食品]

アトピー肌の人は、

「亜鉛・マグネシウム・鉄・カルシウム・セレン」を意識すると特に効果的だそうです。


以下アトピーや健康維持を意識する際にお薦めと言われている代表的な食品です。

1. カルシウム(Ca)(役割:神経の働き)

食品:小魚(しらす、煮干し)・海藻類(わかめ、ひじき)

2. マグネシウム(Mg)(役割:炎症抑制)

食品:ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ)、玄米、ほうれん草、小松菜

3. 鉄(Fe)(役割:免疫維持)

食品:赤身肉、レバー、あさり、ひじき、大豆製品

4. 亜鉛(Zn)(役割:皮膚や粘膜の修復、免疫機能のサポート)

食品:牡蠣、牛肉、レバー、カシューナッツ、全粒穀物

5. セレン(Se)(役割:抗酸化作用、免疫調整)

食品:ブラジルナッツ、魚介類、卵


~レシピ~

『海藻と小魚入りナッツオートミールサラダ』

上記食材をまんべんなく使用したミネラル豊富なレシピです。

[材料]

オートミール 30g

水 100ml

しらす 大さじ1

ひじき(乾燥) 大さじ1(水で戻す)

わかめ(乾燥でも可) 大さじ1/2(水で戻す)

ほうれん草 1/4束(茹でて3cmにカット)

アーモンド 5粒(砕く)

ゆで卵 1/2個(ざく切り)

オリーブオイル 小さじ2

レモン汁 小さじ1

醤油 小さじ1/4


[作り方]

1. 小鍋にオートミールと水を入れ、弱火で2〜3分ほど かき混ぜながら軽く茹でる。

水分が残る程度で火を止めるとサラダ向きのしっとり感になる。

2. ひじき、わかめを戻し、ほうれん草を茹でて準備する。

3. 茹でたオートミールに、しらす・ひじき・わかめ・ほうれん草・アーモンド・ゆで卵を加える。

4. オリーブオイル+レモン汁+醤油を混ぜてドレッシングを作り、全体に和える。

5. 器に盛り付け、仕上げにしらすを少しトッピング。


ナッツの食感とレモンの爽やかさを楽しめるサラダだと思います。


今回ドレッシングをオリーブオイル、レモン汁、醤油で作ってみましたが、

もっとこのサラダに合いそうな美味しいドレッシングの作り方がありましたら、

ぜひコメント欄で教えて頂けましたら嬉しいです。


[肌に触れるミネラル]

最近の夏は、本当に暑いですよね。

少し外を歩くだけでも、すぐに汗が出てきてしまいます。

首に付ける冷感グッズがないと外を歩けないくらい冷感グッズは必需品。

でも、実はその汗にもミネラルが含まれているらしいのです。


本来、汗は弱酸性で菌の繁殖を抑えるのに役立ち、その成分に含まれる、

乳酸 (保湿)、抗菌ペプチド (菌の増殖を抑える)、そしてミネラルに含まれている亜鉛・カルシウム・マグネシウム( バリア機能の補助)などは肌にとって良い働きをしてくれるそうです。


その一方で、しみたり痒みを引き起こすような、肌の刺激となりやすい塩分(ミネラル)、尿素、アンモニアなどの成分も含まれているそうです。

汗が蒸発すると成分の濃度が高くなり、

健康な肌には問題がなくても、

皮膚バリアが弱っているアトピー肌には、

しみてかゆみや炎症を引き起こすことがあるそうなのです。


子供の頃は汗をかくと掻き傷がしみたり、

運動後しばらくすると痒みに襲われることが多く、母からよく「痒くなるから汗はあまりかかないようにしなさい。」と言われていたことを思い出します。

外で遊んでいる最中に汗がしみて痛くなることも多かったので、

よく途中でハンカチで傷口をおさえて汗をとっていました。

その後友達と別れ家に帰ってから猛烈な痒みに襲われます。

なぜか不思議と友達といる時は、そこにまで強烈に痒くなった記憶がなく、先ほどの濃度の問題もあると思うのですが、家に帰るとホッとして気が抜けるということも関係するのかなとちょっと思いました。

掻いている時は気持ちが良いのですが、

その後のお風呂が痛いんですよね。。。

(『お風呂(湯シャンなど)』に関しては今後書いていきたいと思っています。)


また熱海に通院していたころ、

アトピーの治療の一貫として温泉療法という言葉を耳にしたことがあります。

泉質によってナトリウム、カルシウム、炭酸水素塩、硫黄など様々なミネラルが含まれており、その成分が皮膚を保護し、炎症を和らげ、

温熱効果で血流が良くなり、

新陳代謝をサポートするらしいです。

ただこれも、酸性泉や硫黄泉など刺激が強い泉質は、しみたり悪化の原因になることもあり、

入浴後に成分が肌に残ったままだと、刺激になる場合もあるそうです。

(『体を温めることと炎症への影響』についても今後書いていきたいと思っています。)


そして夏といえば海。

海水もミネラルを多く含みますが、

汗と同様に殺菌作用や皮膚バリアの補助につながる可能性があるものの、

塩分濃度が高く、バリア機能が弱った皮膚には刺激が強すぎる場合があり、

蒸発後に濃縮された塩分が残ると乾燥や炎症を招くことがあるそうです。


ただ適度な発汗は自律神経のバランスを整え、ストレス軽減につながったり、

温泉や海には良い点もある為、

汗や温泉・海に触れたあとは長時間放置せずに、すぐに洗い流すことが大切だなと思いました。


[摂取の仕方]

ミネラルを摂取する際の吸収効率に関しては、

食事から摂取する方が効率的で、

長期的に肌の健康を支えてくれると考えられているそうです。

肌へダメージを与える心配もない為、

個人的には今後食事で摂取していきたいなと思いました。


※本記事は個人の調べや体験をもとにまとめた内容です。治療や改善を保証するものではありません。症状が強い場合は必ず医師にご相談ください。


参考文献:

•【研究成果】マグネシウムが肌バリアを守る|岐阜薬科大学

https://www.gifu-pu.ac.jp/news/2022/09/research-20220908-01.html.html#:~:text=Mg%E3%82%92%E8%82%8C%E3%81%AB%E5%A1%97%E5%B8%83,%E6%9E%9C%E3%81%9F%E3%81%99%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

•アトピー性皮膚炎 | やまて小児科・アレルギー科 https://share.google/HULizlfCedRG1itQi

•敏感肌は誰でもなる?肌の不調を防ぐスキンケア【皮膚科医監修】 | IPSA 公式サイト https://share.google/TIQWyNsMWAw1C1Q3r

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