孤独との向き合い方
白斑であることを、ごまかし隠し長い間生きてきた。
友達は最初驚いたとしても、時間が経てば理解し受け入れてくれる人もいるかも知れない。
でも異性とお付き合いしたり、もっと深い関わりを始める際に、果たして
打ち明けたら受け入れてくれるだろうか。
受け入れられず、いきなり私の元を去っては行かないだろうか。
そう思うと怖くて、20代の頃の私は、話す勇気を出せなかった。
そもそも自分からアプローチして誰かとお付き合いする勇気なんてなかった。
たとえお付き合いできたとしても、気づかれないように取り繕い苦しかった。
正直アトピーと白斑のダブルパンチは精神的にかなり辛い部分が多い。
アトピーが悪化する度、白斑が広がっていく体を見る度、精神的に落ち込む日々も多い。
調子が悪い日は誰にも会いたくない日もある。
誰かと一緒に暮らすなんて到底考えられない。
調子が悪い日の、目が腫れ包帯ぐるぐる巻きの自分は見せたくない。
その姿を見て、相手が受け入れられず振られた場合、私はきっと立ち直れないと思う。
食事制限もかなりしている。
もし好きな人ができても、一緒に外食することになったら相手にも制約を強いてしまうことになるだろう。
この苦しみを相手には背負わせたくない。
そう思い30代の私は独身で居続けることを自ら選んだ。
それなのに30代後半になった今でさえ、いまだ一人で生きていく自信がまだ持てない。
視野が狭くなり、
どうして私はこんな辛い目に遭わなきゃいけないのか。
もっと辛い思いをしている方はこの世に沢山いるはずなのに、
そう考えてしまう瞬間がある。
本当の意味でこの苦しみを理解してもらえるのは、同じように苦しんでいる方しかいない。
だけど、私の周りには誰もいない。
孤独だ。
お部屋で一人過ごしていると、
どんどん深いところまで落ち込んでしまう。
ダメだ。めんどくさいけど、ちょっと外へ出て自分を気分転換させてあげよう。
本を持ち、カフェへ足を運ぶ。
お茶を一杯頼み、席に付き、それとなく周りを見渡す。
楽しそうに談笑している学生たち。
小さなお子様のお世話をしているお母さん、お父さん。
お一人で読書をされている方、パソコン作業をされている方。
みんなそれぞれに思い思いの時間を過ごしている。
一見グループの中で楽しそうにしてるように見えても、一人一人の心にフォーカスすると、
もしかしたら、みんな孤独なんじゃないのか。
私はアトピーと白斑に悩んでいても、
人それぞれ皆んな、客観的な答えのない、その人の中にしか見つけられない答えを見つけるために、悩み試行錯誤しながら生きてるのではないか。
そう思った瞬間、一人じゃない。
そう思えるようになり、孤独が少し軽くなった。
孤独との向き合い方って凄く難しい。
一人暮らしを始めて10年近く。
一人で食べるご飯、一人で過ごす時間にはだいぶ慣れてきたつもり。
それでも精神的な孤独には未だ慣れない。
それでも時は残酷に進み、これからますます孤独を味わわなければならなくなるのだろう。
これまで辛い時は母が助けてくれることが多かった。
でも、いずれは母を失い天涯孤独になる時が来る。
その時、以前踏ん張れていたことも同じように踏ん張って生きていけるだろうか。
全く自信がない。
そしてそんな未来がとても怖い。
そろそろ孤独を楽しみ、ポジティブに捉えられるようになりたい。
孤独との向き合い方を変えたい。
孤独から逃げずに向き合い受け入れたい。
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