手足は熱いのにお腹は冷たい?アトピー改善のための内臓温活


手足は熱いのに、お腹を触ると冷たい――

そんな経験はありませんか。

一部ではこのお腹の冷えは内臓の冷えを反映していると考えられています。

特に夏は、ジュースやアイスクリームなどの冷たい飲み物や食べ物を口にする機会が増え、

知らず知らずのうちに内臓を冷やしてしまう機会が多いかと思います。


[内臓の冷えとアトピー悪化の関係]

大学1年生の頃、熱海にある漢方を扱う皮膚科に通っていた経験があります。

漢方では体質の一つに「外熱内寒」というタイプがあり、体の表面は熱っぽいのに内側が冷えている状態のことを指すそうです。

そしてこの内臓が冷えがアトピーを悪化させる可能性があるそうなのです。

理由は以下。

1. 内臓が冷えると血流が悪くなる。

内臓が冷えると、消化器や内臓に行く血流が減少し、栄養や酸素が全身・皮膚に十分に届きにくくなるそうです。

特にアトピーの肌は炎症や修復のために栄養や酸素を必要としているため、回復が遅れるみたいです。


2. 代謝低下

内臓が冷えると代謝が落ち、

皮膚のターンオーバー(新しい細胞に入れ替わること)が遅れ、炎症や乾燥が長引く原因となるそうです。


3. 自律神経への影響

内臓が冷えると副交感神経が働きにくくなる場合があり、

その結果、免疫機能が最適化されず、炎症が慢性的に残りやすくなるそうです。


このことから、

内臓の冷えは、血流・代謝・自律神経・栄養供給の観点から、アトピーの悪化につながるのだそうです。


実際、漢方の病院に通院していた時に、

漢方の処方だけでなく温熱療法も受けた経験があり、

それと合わせて、内臓を冷やさないために、

甘いものや冷たいものを控えるよう食事指導もしていただいていました。


その時思ったのは、なぜ甘い物?です。

冷たいものが冷えを招くのは理解できますが、なぜ甘いものも冷えを招いてしまうのでしょうか。


[甘いものと内臓の冷えの関係]

それは甘いものを摂ると血糖値が急上昇し、

それを下げるためにインスリンが分泌されるからみたいなのです。

その影響で血流が手足や皮膚に偏り、

胃腸や内臓への血流が一時的に減少することがあるり、

その結果、内臓の温度が下がり代謝が低下し、

皮膚の修復やバリア機能に影響が出やすくなるそうなのです。


子どもの頃は冬でも構わす1年中ほぼ毎日のようにアイスクリームを食べていましたが、振り返るとアトピーの観点からはあまり良くなかったのだなと思いました。

甘い物やアイスクリームは、たまのご褒美に。

食べすぎないように気をつけたいなと思いました。


[内臓温度を整える生活習慣]

では内臓を温めるためにはどうすれば良いのでしょうか。


1、お風呂

38〜40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかると、内臓をじんわり温めることができるそうです。

逆に熱すぎるお湯は表面は火照るものの、内臓温度が下がることもあるそうなので気を付けたいなと思いました。


2、ストレッチ

血流が改善され、内臓温度を保ちやすくなるそうです。

ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがありますが、

内臓温度を高める為には動的ストレッチの方がお薦めみたいです。


3、筋トレ

筋肉で熱を生み、全身の血流が促されることで内臓温度も上がりるそうです。

ただし、強すぎる運動はストレスホルモンを増やし、痒みや炎症を悪化させる場合があるので注意が必要とのことです。


4.食品・飲み物    

数年前に免疫力向上のため内臓の温度を高めたいと調べていたところ、

セイロンシナモンとヒハツという香辛料を始めて耳にしました。        

ヒハツとセイロンシナモンの効果について書いてみたいと思います。


・ヒハツ

ヒハツはブラックペッパーと同じコショウ科の植物で、ピぺリンという成分が含まれているそうです。

ピペリンは末梢血管を広げ、血流を促進する作用があり、体全体の温度を上げやすくなるのだそう。

そして代謝がアップすることで、消化器系の働きを活発にしてくれるみたいです。

ヒハツは普通のブラックペッパーよりピペリン含量が多く、血流促進や温熱作用がやや強いそうです。


・セイロンシナモン

一般的にスーパーなどで売られているシナモンはカシアシナモンと呼ばれ、

抗酸化作用や血行促進作用があるとされるクマリンという成分が含まれているそうなのですが、摂取しすぎると肝臓に負担が懸念されるそうです。

一方セイロンシナモンは、カシアシナモンよりクマリン含量が少なく、

日常的に温活のために飲むには安全性が高いそうです。


どちらのシナモンにも、シンナムアルデヒドという成分が含まれており、

血流を促進し血管を拡張させ体温上昇を助ける作用があるとのこと。

結果、消化管の働きを活発にしてくれるそうです。


私は冬場、お湯にヒハツ、セイロンシナモン、そして擦り下ろした生姜とハチミツを加えてよく飲んでいました。

以前アトピーとカフェインという記事であずき茶について触れましたが、軽い利尿作用があり、夜飲むと夜中にお手洗いに起きてしまう可能性もある為、夜はヒハツドリンク、朝はあずき茶でむくみ対策として摂取すると良いのかなと思いました。


温かい飲み物を飲むとホッとしますよね。

内臓の働きを高めるだけでなく、
ストレス緩和による副交感神経優位も期待でき、アトピーに取ってより良い効果が期待できそうです。


ただここで疑問に思ったのが、血流が良くなることで逆に炎症を悪化させることないのか、ということ。

寝起きや運動後、体が熱くなると痒くなったり、痒みが酷いときに保冷剤をあてていたことがあったのですが、逆に一時的に血流が良くなりすぎて痒みが増してしまった経験があったからです。


[血流と炎症の関係]

一般的に、打撲などの「急性炎症」では冷やす方が良いとされていますが、

アトピーのような「慢性炎症」では、血流をよくすることで栄養が行き渡り、免疫の働きがサポート去れることで肌の回復を助けてくれると考えられているそうです。

また痒い部分を冷やすと一時的に楽になるものの、血流のリバウンドや末梢神経への刺激により逆に痒みが強くなることが考えられるそうです。


また子供の頃よくこんなことがありました。

友人と走り回って遊んでいる時はそこまで痒みを感じないのに、

家に帰ってリラックスすると酷い痒みを感じるということ。

夢中になっているということも考えられると思いますが、自律神経と血流も関係しているそうで、友達と走り回り交感神経優位の状態から、お家に帰り一気に副交感神経が優位になることで皮膚の血流が増え、炎症部位の末梢神経が刺激されやすくなり痒みが増すことが考えられているそうです。


季節の変わり目でも症状が悪化するなと感じることがあるのですが、

急に温めたり冷やしたり、急に緊張したりホッとしたり、

急な落差がアトピーの痒みの原因の一員になっているのかなと思いました。

心の変化も体の変化も、急激な変化は体にとってもストレスですもんね。

ほんとにアトピー体質の体は、繊細だなと改めて感じました。


[まとめ]

アトピーは「皮膚だけの問題」ではなく、内臓の状態・血流・自律神経も関係する全身の問題であり、内側からのケアが大切であること。

内側から温める生活(温かい飲み物、ぬるめのお風呂、軽い運動など)は、皮膚の回復力をサポートする大事なポイントであること。

そのために、冷たい飲み物や甘いものを控え、温かい飲み物やぬるめのお風呂、適度な運動・ストレッチを取り入れるとこと。


本当に自分の体は扱いが難しいなと感じることが多いですが、

ストレスを溜めすぎない範囲で工夫して生きていきたいなと改めて思いました。


参考文献:
アトピー性皮膚炎 | 中医学研究の木村漢方薬局 https://share.google/L3Xwdiwfqx1AMZ2xr


※本記事は筆者の体験談および一般的な情報に基づくものであり、医療行為や治療効果を保証するものではありません。体調に不安がある場合は医師・専門家に相談してください。

コメント

このブログの人気の投稿

免疫の正常化を目指して~睡眠(交感神経と副交感神経)~

脱軟膏 に挑む

グルテンフリー生活へ「食材の工夫」